D安里屋クヤマ生誕の地

竹富島 安里屋クヤマ生誕の地
 
美女クヤマ生誕の地
有名な民謡「安里屋ユンタ」唄われた伝説の美女クヤマはここで生まれました。
現在も子孫の方が暮らしています。

安里屋ユンタの民謡には二つの歌詞があるそうです。
新しい歌詞の方が現在多く唄われていますね。

(原曲)

サァ 安里屋(あさどや)ぬ くやまによ
サァユイユイ
あん美(ちゅ)らさ うん生(ま)りばしよ
マタ ハーリヌ
チンダラ カヌシャマヨ



サァ 目差主(みざししゅ)ぬ 請(く)ゆだらよ
サァユイユイ
あたろ親(や)ぬ 望(ぬず)むたよ
マタ ハーリヌ
チンダラ カヌシャマヨ

サァ 目差主や 我(ば)なんばよ
サァユイユイ
あたろ親(や)や 此(く)りゃおいすよ
マタ ハーリヌ
チンダラ カヌシャマヨ

(星迷鳥作詞の新安里屋ユンタ)

サァ 君は野中の茨の花か
サァユイユイ
暮れて帰れば ヤレホンニ 引き止める
マタ ハーリヌ
チンダラ カヌシャマヨ

サァ 嬉し恥ずかし 浮名を立てて
サァユイユイ
主は白百合 ヤレホンニ ままならぬ
マタ ハーリヌ
チンダラ カヌシャマヨ

サァ 田草取るなら 十六夜月よ
サァユイユイ
二人で気兼ねも ヤレホンニ 水いらず
マタ ハーリヌ
チンダラ カヌシャマヨ

サァ 染めてあげましょ 紺地の小袖
サァユイユイ
掛けておくれよ 情の襷(たすき)
マタ ハーリヌ
チンダラ カヌシャマヨ


 
家の前にも、唄い出しの1節が彫られています。
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この唄は、目座職役人が出張先の竹富島で絶世の美女クヤマと出会い、
自分の現地妻になるようプロポーズしますが、
クヤマはこれを拒絶、その気丈さを唄っています。
当時の時代背景や竹富島が置かれた状況からすると、大変珍しいことで、
勇気の要ったことだったのでしょう。
断った理由としては2つの説があるようです。
いずれにしても別の身分の高い役人さんと結婚し、とても大切にされたそうです。
一方、この唄の主人公でもある断られた役人さんはというと、
隣村で美しい女性と出会い、子供を授かり幸せに暮らしたと言われています。

クヤマさんは1722年に生まれ、70歳位まで竹富島で生きたそうです。

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